お気に召すまま

ジャニオタの雑記(ジャニーズ関係ないこともある)

敢えて今Love so sweetを語ろう

いきなりですがみなさん

Love so sweetは好きだろ!!??

(突然の断定)(オタク特有のクソデカ主語)


嵐 - Love so sweet [Official Music Video]

嵐を知らない人、嵐のファンじゃない人でも多分Love so sweetは知ってるし「子供にカレー出しときゃ間違いない」レベルで「Love so sweet流しておけば間違いない」みたいなとこあるでしょ。あるんだよ。

でね、もうこの曲を超えるLove so sweetなんてないと思ってたんだよ(過激派)だって分かるでしょ?イントロから恋がはじまるんだよらぶそーは。だからRebornになるって聞いたとき期待半分、怖さ半分だったんですよ。

でも、そんな心配は杞憂でした。むしろLove so sweet:Rebornは私にLove so sweetの魅力を教えてくれたわけです。


ARASHI - Love so sweet : Reborn [Official Lyric Video]

 

というわけで今回はReborn版の歌詞(英詞)と原曲の歌詞、両方から「Love so sweetとはなんぞや」ということについて考えていきたいと思います。

なお、私は英語に関してはド素人なのでその辺和訳は誤訳の可能性はあります。ご了承の上細かいことを考えずお楽しみください(?)

まず恋がはじまるイントロ!あの大好きなイントロは変わって欲しくなかった。その点Rebornはよく分かってる。なんとイントロカット(厳密にはカットじゃないけどWow wo wow~までの部分がない)思い出をぶち壊すこともなく、すんなりと新しいLove so sweetに入れる。流石の采配。もうこの時点で良い。

 

輝いたのは鏡でも太陽でもなくて君だと気づいたときから(原曲)」

(※あの涙ぐむ雲のずっと上には微笑む月 Love Storyまたひとつ はRebornでは該当箇所なし)

「It's not a mirror, It's not the sun I'm seeing/ You are the light that's shining in the sky Right on me My world will never be the same(Reborn)」

(意訳:鏡でも太陽でもない、君は僕を空から照らす光だと気づいたときから僕の人生は変わったよ)

 

これ最初からすごいな〜と思ったのが英語だと「主語・動詞・目的語」が結構しっかりしてるからなのか(いや歌の尺の都合も多分あるけど)、日本語詞だと省略されてる「君だと気づいたときから」の続きまで描かれてるんですよね。Love so sweetの原曲の内容をより強固なものにしているというか、日本語だと先を省略しても察する文化みたいなのと対照的だなというか(この度は…で濁してもある程度汲み取ってくれるとかいい例)、どっちもいいなあと思って。「輝いたのは君だと気づいたときから人生が変わったよ」っていうのが強調されて、原曲にその解釈を逆輸入できるのがいいなと思って。もうどうする?最初からこんな調子で終わるのかこのブログ!?

 

傷ついた夢はきのうの彼方へ(原曲)」

We've left our shattered dream behind And yesterday's a distant time(Reborn)」

(意訳:粉々になった夢は昨日の遠い時間へ置いていってしまおう)

 

これはほぼ原曲のままですね。らぶそーりぼーんはほとんどほぼ原曲通りの歌詞なのですが。というかどっちも「きのうの彼方へ」って天才の発想ですよ。過去の彼方って何?めっちゃ遠いところじゃん絶対もう二度と見つからないじゃん。そんなところに傷ついた夢放り投げちゃう、捨てちゃうんですよ。しかもRebornの歌詞だと主語は「We」つまり「僕たち」なんだよ。傷ついた夢を一緒にきのうの彼方へ捨てちゃうんですよ。はぁぁぁ〜〜〜恋ですね。これは恋です。こんなん恋してしまうじゃないですか。共同作業ですよ。ありがとう主語。

 

空に響け 愛の歌(原曲)」

We can hear a symphony, It's our song of love(Reborn)」

(意訳:聞こえるでしょう、僕らの愛の歌)

 

これ、原曲の詞とRebornの詞で対になってるのがいいな〜って思って!

原曲は「空に響け」じゃん、その愛の歌がRebornでは「聞こえるでしょう」になってるの、続編というかアンサーというか。Love so sweetが発売されてから時間は経ってるけど、それでも僕らの愛の歌はまた響き続けてるんだなと思って。ここの英訳がすごい好きです。

 

思い出ずっとずっと忘れない空 ふたりが離れていっても(原曲)」

Everywhere that you go, I go We belong together/Memory is in our hearts, They are forever(Reborn)」

(意訳:君が、僕がどこへ行ったって僕たちは一緒だよ/思い出はいつでも胸の中にある)

 

私これは原曲の「忘れない空」っていう日本語がめっちゃんこ好きで。空ってLove so sweetでたびたび出てくるキーワードで、そもそも「空」っていうのはいろんな場面で使われる単語じゃないですか。「同じ空で繋がってる」とか。広くて大きくて、包み込んでくれるようなイメージの単語として出てくる感じ。空ってある意味いつも不変でそこにあるから(天気とかの違いはあるけど存在自体は変わらないしいつも見れる)空を見るといつだって君との思い出を思い出せるし、離れ離れになっても同じ空で繋がってるしっていうのを「思い出ずっとずっと忘れない空 ふたりが離れていっても」というフレーズに全部入ってるんですよね。それをRebornの英詞でより補強しているというか、そんな感じがします。2人にとっての思い出とは「空」であるとも取れます。

 

こんな好きな人に出会う季節二度とない(原曲)」

There will be never be anyone else that I love as much as I love you(Reborn)」

(意訳:君と同じくらい好きになれる人なんてこの先誰もいない)

 

ここはね〜〜〜〜〜個人的に原曲の優勝です。言ってる意味はどっちも同じなんだけど、なんだろう、Love so sweetの「僕」にとって「君と出会った"季節"」というのがとても大事なんだろうなっていうのがこの一節にぎゅぎゅぎゅっと詰まってるんですよ。例え離れ離れになったとしても同じ季節が巡ってくるたびに「好きな人」を思い出すんですよ。そのくらい愛してるってことです。でもね、Reborn版で"never"とか"anyone else"とかの強めの否定(と私が感じる)歌詞を入れてるのも好き。他の誰かなんかじゃダメなんだろうなっていうのが伝わって好きです。あとね、ここ歌う時に"I love you"の部分はちょっとゆっくりになる(原曲だと二度とないの箇所)から、こう、メッセージがストレートに伝わるのうまいなあって思います。擬人化するなら原曲は奥ゆかしい青年で、Rebornは感情表現がストレートなわんこ系(どういうこと?)

いやそれにしても「こんな好きな人に出会う季節二度とない」の歌詞考えた人は天才だな……天才なんだよな……

 

光ってもっと最高のLady/きっとそっと想い届く(原曲)」

And if you shine your light a little brighter/Hold my hand and we'll reach higher(Reborn)」

(意訳:君がもっと輝いたら、手を繋いでもっと高いところへいける)

 

これ、ストレートなもの言いしてるのが原曲なのよいですね。「君は最高のLadyなんだからもっと輝いて」っていう、なんかちょっと道明寺みありますね。そりゃ花男の主題歌だからそういうとこもあるんでしょうが。性格の違いが滲み出てますね(性格の違い??)手を繋いであくまで「僕たち」「一緒に」を共有するのがRebornくんなのいいですね。ワンコ感あります。

 

信じることがすべて Love so sweet(原曲)」

Believing is everything in Love so sweet(Reborn)」

(意訳:信じることがすべてLove so sweet)

 

もう語ることあります?これね、Reborn版の歌詞に注目してほしいんですけどLove so sweetの前に「in」って入ってるんですよ。つまり「Love so sweet」そのものの中に「信じることが全て」というテーマが含まれているということになるのではないでしょうか!?(??)あと「Believing」と「everything」で韻を踏んでるの素晴らしいと思います。好きです。ここを意味を変えないでくれて本当にありがとう。

 

そこからいつも見えるようにこの手を空に向け 広がる君との思い出(共通)」

 

これ、原曲サビの「思い出ずっとずっと忘れない空」の空なんじゃないかなって急に思いました(急に?)2人の思い出の空。そして空のように広がっていくのは思い出。この2人にとって空とは思い出そのものなんだなっていう感じですね。。

 

曲がりくねってた ふたつの旅路は/ここでひとつ 虹になれ(原曲)」

Let the journey bring you home and/You will never feel alone/Now the storms pass us by/We've become a rainbow(Reborn)」

(意訳:旅路は君を家につれていくけど、孤独を感じることは絶対にないよ/今に嵐は過ぎ去って、僕らは虹になるんだ)

 

ここ意外と意味が異なりますね。最終的に「2人が虹になる」という点では同じなんですが。曲がりくねってた旅路とはお互いの家(別々の場所)に行ったり嵐がきたりと平坦な道ではなかったけど、離れていても心は一緒だったよねという感じが表れています。あとは「ふたつの旅路」に虹になれと言っていた原曲に対して「僕らが虹になる」というReborn。ここでも感情表現のストレートさが表れてて好きですね。

 

思い出ずっとずっと追いかけた夢 ふたりが遠くへ行っても/どんな辛い夜も くじけそうな誓いでも/笑ってもっと最後のLady きっとそっと願い届く(共通)」

 

思い出とはずっと追いかけた夢なんですね(反芻)

ここを英語にしなかったの個人的にめっちゃ英断だな〜〜〜〜!!と思ってます。個人的に「くじけそうな誓いでも」の言葉選びとメロディラインがもう完璧すぎてこれ以外の正解ないでしょレベルです。どんなに辛いことがあっても、あなたは僕にとって「最後のLady」だからもっと笑ってほしいというこの健気さ!!惚れちゃうじゃん!?あと「最後のLady」を英語にするの大変だろうなと思ったので(Lastには今際の際とか最新の、という意味も入ってしまうためニュアンスを正しく伝えるのが難しい気がする)ここはね〜〜日本語で正解だと思います。まじ主観。

 

明けない夜はないよLove so sweet(原曲)」

Every day and Every night is Love so sweet(Reborn)」

(意訳:どんな日もどんな夜もLove so sweet)

 

ここね、私一応「どんな日も」って訳したんですけど(Every day=毎日 Everyday=毎日の)、多分ここニュアンス的には「どんな昼もどんな夜も」って意味なんじゃないかなって思ってます。よくDayとNightは対で使われるし、"day and night"っていう口語もあるし、映画のタイトルもあるし。つまり「どんな昼も」ということは当たり前のように夜が明けてるんですよね。ここの翻訳めっちゃ上手いなって思いました…私も歌詞にならって毎日昼と夜にらぶそーを聴こうと思います(そういうことではない)

 

伝えきれぬ愛しさは 花になって 街に降って(共通)」

 

ここを!!!日本語のままに!!してくれて!!!ありがとう!!!!!

(クソデカボイス)

いや〜〜〜ここ日本語の美しさ全部詰まってる。マジで。潤の和な感じというか、そういうのがそのままRebornでも受け継がれてて最高です。だって伝えきれぬ愛しさが花になって街に降るって表現思いつきます!?私には無理ですが!?!?情景が浮かぶとっても美しい日本語 私ならここで花吹雪を降らせます。Mステ並に(情緒のない物量)

潤担口癖のように潤への伝えきれぬ愛しさを花にして街に降らせてますけど(自分のTLの話)本当にこのパートの潤の歌声が好きなんですよ。メロディ、詞、歌声。全てが完璧に組み合わさってる日本の芸術。それがここ。ここを日本語のままでいきましょうとした全ての人類に金一封差し上げて欲しい。

 

どこにいても君を"ここ"に感じてる(原曲)」

Wherever, whenever, forever/You know I'll always feel you here(Reborn)」

(意訳:どこにいても、どんな時でも、永遠に、ねえ、君をいつもここに感じてる)

 

文頭に"You know"がついてる時は必ずしも「君は知っている」となるわけではなく「ねえ」とか「あのさ」とかいう時に使ったり、相手がこれから話す内容をすでに知っていることを前提としていたりすることがある口語的な時にも使われます。なので「君をここに感じてる(君も分かってるでしょ?)」というニュアンスが近いのかなって思います。

というわけで「どこにいても君をここに感じてる」という大枠は両曲同じですが、Reborn版はその思いがより進化している風に感じられます。「どんな時も」「いつでも」って同じようなことを2回言ってるわけですしね。

 

ここから歌詞は最初のサビにまた戻るので、歌詞に関しての感想は変わらないのですが、どっちも落ちサビからの盛り上がりが最高ですよね。希望に満ち溢れていて、今この世(自粛)にとっても必要な生きる力みたいな、愛の力をくれるような。Love so sweetは恋愛だけじゃなくて普遍的な「愛」について歌ってるような。そんな感じがします。キラキラした歌詞に、キャッチーなメロディ、そして耳馴染みのいい歌声。Love so sweetはどれも欠けることのできない要素で、人気になるべくして人気になって名曲なんですよ。そういうのを、Rebornで改めて感じることができました。

みんな、ご唱和ください。

 

信じることがすべて

\明けない夜はないよ/

信じることがすべて

 

Love so sweet〜♪

 

ありがとうございました。